フタル酸分析は余裕を持って依頼する!ROHS指令は厳守

フタル酸分析は余裕を持って依頼する!ROHS指令は厳守

ウーマン

フタル酸の分析に必要な日数

ROHS指令に今後追加となるフタル酸エステルの4物質に関する分析は、加熱脱離イオン化質量分析計というものが開発され、1試料あたり10分程度の検査時間となりましたので、早ければ数日、一般的な家電製品や玩具などでは実働日数8日程度で終わります。ただし、成形品や完成品での検査の場合は分解作業などが入りますので、2週間から1ヶ月程度かかることがあります。おおよその目安として検査日数として1ヶ月を確保しておくと良いでしょう。

分析結果の受け取り方

フタル酸エステルに関する分析結果の受け取り方としては、ROHS指令に指定されている、「フタル酸ジ-2-エチルヘキシル」、「フタル酸ブチルベンジル」、「フタル酸ジ-n-ブチル」、「フタル酸ジイソブチル」の4項目についてチェックが行われ、定量分析を依頼したのであればそれぞれについて含有量が記載されていることを確認します。必要があれば、測定フロー図や検量線、測定クロマトグラフ等を添付してもらうことも可能です。

取引先から分析結果の提出を求められた場合

一般的にはROHS指令への対応は「不使用仕様書」を取引先に提出するのが一般的ですが、時に取引先から分析結果の提出を求めらることがあります。その場合も、速やかに提出する必要があります。また、補足試料として製造工程や素材、材料の原産地などの情報も添付すると親切です。なお、検査機関では分析結果を再度発行することはありませんので、取引先に渡す時には写しを渡す必要があります。

分析が必要な場合は早期段階で依頼する!

フタル酸エステルが含まれていないかを分析が必要な場合は、早期段階で依頼するのが得策です。開発している製品が出荷間近になってしまっていては、検査結果に不具合があってもすぐに代替え品を見つけることは困難だからです。

こちらもおすすめ!注目の記事一覧

顕微鏡

2019年からROHS指令の規制物質が増える!フタル酸分析が必要

ROHS指令では、現在合計10物質が制限物質として指定されています。ROHS分析機関では定性分析と定量分析が行え、これらの機関では特定の認定を取得している必要があります。

READ MORE
研究

フタル酸の危険性を把握してROHS指令の規定を守る

ROHS指令で規制対象となっているフタル酸とはどんな化学物質なのか、どのような危険性があるのかについて説明しました。またフタル酸の分析方法やかかる費用、Q&Aについても述べています。

READ MORE
ウーマン

フタル酸分析は余裕を持って依頼する!ROHS指令は厳守

近年は、フタル酸エステルの解析装置も開発が進み解析も短期間で行えるようになってきました。得られた分析結果は十分に確認し、取引先から提出を求められてもすぐに提示できるように管理する必要があります。

READ MORE
顕微鏡

依頼によって異なるフタル酸の検査方法~ROHS指令に則った分析方法~ 

ROHS指令に指定されるフタル酸エステルの解析にはスクリーニング法と精密定量法があります。また、精密測定方法で含有量を調べる時には色々な検査手法があります。

READ MORE
広告募集中